2004年11月06日

♪糸

ito_02.jpg


1992年(H4)にリリースされた
アルバム“EAST ASIA”の収録曲

          ♪糸

1998年には
障がい者と不良少女の出会いを描いたドラマ
「聖者の行進」の主題歌として使用された
そのドラマのもう一つの主題歌
“♪命の別名” の荒々しさと比べ
そのやさしい曲調がとても印象的な曲でした


   るんるん中島みゆきのMIDIサイトはこちらです。
     http://www.h2.dion.ne.jp/~mtmamiri/midi2.htm
     “♪糸”のMIDIはこちらで聴けます。
     http://www.h2.dion.ne.jp/~mtmamiri/ito.htm
   るんるんMOTOさんの“桜井和寿バージョン”の♪糸はこちらで聴けます
     http://moto33osaka.web.infoseek.co.jp/kashicard/ito_sakurai.htm




                       ♪糸  
                 詞・曲 中島みゆき 1992年(H4)

          何故めぐり逢うのかを 
          私たちはなにも知らない

                             何時めぐり逢うのかを 
                             私たちはいつも知らない


                       どこにいたの 
                       生きてきたの 


                       遠い空の下 
                       ふたつの物語


                縦の糸はあなた 横の糸はわたし

            織りなす布は いつか誰かを 暖めうるかもしれない





中島美雪は
1966年(昭和41年)夏
母親と一緒に北海道帯広市から山形市に越してきた
体を悪くした山形県出身の母親が
一時実家で療養していたのだという

9月3日
山形六中3年6組に転入
当時担任だった星川先生(55)は
色白で背が高かった彼女のことをよく覚えている

「グループ日誌のノートいっぱいに
薄い鉛筆のきれいな字で思いをぶつける様な文章を綴っていたよ
伏し目がちに話す様な少女で・・」





♪糸〜みゆき





          何故生きてゆくのかを
          迷った日の跡のささくれ 

                             夢 追いかけ走って
                             ころんだ日の跡のささくれ

                     こんな糸がなんになるの 

                   心許なくてふるえてた風の中



                縦の糸はあなた 横の糸はわたし

            織りなす布は いつか誰かの傷をかばうかもしれない






日曜日
彼女は六中の音楽室にピアノを弾きにきた
鍵を開けてやった星川先生が職員室で休日仕事をしていると
一生懸命のメロディーが何時間も聞こえてくる
そうやって作った曲譜を
彼女は時々音楽の先生に見せにきた
音楽を受け持っていたのは原田先生

「でもどんな歌だったかしら」

高校受験を前に
彼女は帯広に帰っていった
一緒だったのは四カ月だけなのに
クラスメートには大人びて都会的だった彼女の印象が強い
思いを寄せていた男子三人が
山形駅まで見送りに来て小さなダルマを手渡した

「高校に受かったら右目を 大学に入ったら左目を入れろよな」

星川先生は
国語が得意だった彼女に岩波の古語辞典を贈った
帯広に帰った彼女からは
何回か航空便でスズランの花が送られてきて

「ピアノをギターに持ち替えて 歌い始めた」

と添えてあった




EAST ASIA









                         縦の糸はあなた 
  

                         横の糸はわたし



                     逢うべき糸に出逢えることを


                      人は仕合わせと呼びます










                       EAST ASIA 1992
              ♪EAST ASIA   ♪やばい恋   ♪浅い眠り
                  ♪萩野原   ♪誕生   ♪此処じゃない何処かへ
              ♪妹じゃあるまいし  ♪二隻の舟   ♪糸







             中島みゆきについて〜『傷ついた同世代の「応援歌」』
                (1988年6月19日付、朝日新聞山形県版より)

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posted by Meg at 10:07| ボストン 晴れ| Comment(4) | 音楽 / 中島みゆき | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
早速、歌ってきました〜
Megさんもこの歌気になってたんですね。

ラジオでも、桜井君のがよく流れているので、最近、縦の糸はあなた〜がぐるぐるしています。
Posted by さかえ at 2004年11月06日 21:09
縦糸と横糸
両方の糸が力を合わせ、
その糸たちから織り上げられた布は
様々な紋様となり、いろんな光沢で光り輝きます。

人生での“出会い”の意味を、
縦糸と横糸とに見立ててやさしく語りかけてくれるこのうたを
桜井さんの声で思い出しました。
とても素敵なうたですね(⌒_⌒)
Posted by Meg at 2004年11月07日 16:31
父が大ヒット曲「地上の星」を大変気に入って、みずからCDを買いに行ったんはいいけれど
間違ってアルバム「大銀幕」を買ってしまいました。
どのアルバムにも入っていると勘違いしていたようです。
なにせ、CDを買うのは、初めてなものだから。

買ったら、まずケースからCDが取り出せない。
そして、娘の私に助けを求めてきました。
そこで初めて聴いたのが「糸」でした。
それから2年ぐらいしか経っていませんが、それから少しづつアルバムを揃えています。

アルバム「EAST ASIA」の中では「誕生」もいいですね。

Posted by 村崎 at 2004年11月08日 16:31
おはよう むらさきさん
親父さん いいアルバムをお買いになりましたね(⌒_⌒)

       大銀幕  中島みゆき
♪糸  ♪命の別名  ♪たかが愛  ♪愛情物語  ♪世情  ♪with
♪私たちは春の中で  ♪眠らないで ♪二隻(そう)の舟  ♪瞬きもせず

そして“大吟醸”ってのもありましたね。
♪空と君のあいだに  ♪悪女   ♪あした   ♪最後の女神
♪浅い眠り  ♪ルージュ  ♪誕生  ♪時代  ♪わかれうた
♪ひとり上手  ♪慟哭  ♪狼になりたい  ♪旅人のうた  ♪ファイト!
http://www.yamahamusic.co.jp/nakajima/yccw00034.htm

僕だったら、本物の会津の大吟醸も買って来ちゃいそうです わはは〜♪
Posted by Meg at 2004年11月09日 08:22
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